株式会社ビーボ 代表取締役社長 武川 克己
ワクワクするビジネスに徹することで会社に関わるすべての人たちに幸せを運ぶ
Sponsored株式会社ビーボ
健康食品やコスメを製造・販売するビジネスで事業拡大をはかるなら、通常は大手D2Cサイトへの出店や小売チェーンへの販路開拓などへ向かう。だが、あえて、自社サイトによる販売、そして自社スタッフによる徹底したカスタマーサポート、自社での内製によるWeb制作・デザインやマーケティングにこだわって、成長を続ける企業がある。関わるすべての人に幸せをという独創的な理念を掲げるビーボだ。同社を率いる武川氏に、「従業員とお客様に幸せを運ぶ」と位置づけた自らの存在価値と、それを具現化する事業・組織戦略について聞いた。
― 御社の事業内容について教えてください。
「自分たちが欲しい、あるいは楽しいと思える事や物を自分たちでつくって、世の中に発信していく」これが、私たちの事業の大前提となっています。
具体的な現在の取り組みは、健康食品・化粧品・医薬部外品といった分野を中心に自分たちが欲しい、必要だと思った商品やサービスをつくり、世の中に発信しています。
最初は、カラーコンタクトのD2Cサイト、20代から30代の女性を対象としたコスメ・美容・ダイエットなどのさまざまな商品を取り扱うセレクトショップ型のD2Cサイトの2サイトから、D2C事業をスタートしました。
ある程度売れて手応えはありましたが、すぐにある疑問を感じました。
他社から仕入れた商品は、他の会社やD2Cサイトも販売しています。「果たして自分たちがこれらの商品を販売する意味があるのか?自分たちの世の中に対する存在意義は何なのか?」という疑問です。
「やるなら、もっと自分たちが本当に欲しいと思える、愛情が持てる商品やサービスをゼロからつくりあげたい」このような思いが強くなり、オリジナルの商品・ブランドを立ち上げました。
それが『BELTA(イタリア語で「美女」)』です。このBELTAブランドは、販売開始から1年で月商1億円を越え、現在は月商5億円のブランドに育てるべく、みんなでひとつの目標に向かって動いていけるまでに成長させることができています。
― どのような経緯で起業したのですか?
大学時代に司馬遼太郎の『竜馬がゆく』と出あったことから、起業を志すようになりました。高校時代に野球に打ち込んでいた私は、大学入学後は「とにかく遊ぼう」と思っていました。推薦で入学した大学も、1~2年生の頃は遊んでばかりいました。ただ、もともと本が好きだったこともあり、読書だけは欠かしませんでした。そうした日々を過ごす中で、『竜馬がゆく』を読み、幕末の志士たちの人生観に強く憧れました。と同時に、大きな焦燥感に苛まれました。彼らは、大げさに言えば「自分が生まれてきたのは、世の中に対して何かを成し遂げるためであり、自分の使命を果たすことができれば、人生を終えても構わない」というぐらいの思想を持っています。それに比べて、当時の私には「一生を賭けて成し遂げよう」と思えるものは、何もありませんでした。
ちょうどその頃、世の中はベンチャーブーム。アントレプレナーや起業という言葉もよく聞くようになった頃で、多くのベンチャー企業がメディアでさかんに取り上げられていました。その様子を見ているうちに、ベンチャーの経営者たちの姿と『竜馬がゆく』の志士たちがつながったのだと思います。
経営者というのは、「自分の生きる意義を自分の事業に見つけ、それを通して何かを成し遂げようとしている」存在だと感じたのです。「自分も起業して、事業を通じて後世に何かを残す人生を送りたい」と考えるようになりました。
プロフィール
- お名前武川 克己
- お名前(ふりがな)たけがわ かつき
- 出身京都府
- 血液型O型
- 平均睡眠時間5時間
- 趣味読書、お酒
- おススメ本『人を動かす』D・カーネギー(著)
- 座右の銘常に改善、常により良く
- 好きな食べ物寿司
- 嫌いな食べ物なし
- 好きな言葉二律背反
- 好きな作家司馬遼太郎
- もし生まれ変わったら?戦国時代へ
- 休日の過ごし方野球
- 好きなお花ガーベラ
- 好きな漢字一文字狂
- 出身校大阪経済大学