― 社員全員で考えた社名やミッション、クレドについてお話ください。
ビーボ(Bbo)という社名は、「(幸せを運ぶ)青い蜂=Blue Bee」に由来しています。日頃から私たちは「みつばちのようになりたい」という話をしていました。仲間の分の食料を捕ってきて分け合う、みつばち社会の役割分担、チームワークに共感していたのです。そして、一人の社員が見つけてきた言葉「Blue Bee」に「お客様一人ひとりの幸せ、従業員一人ひとりの幸せ」を表すOneをつけて、「Blue Bee One」とし、ここからビーボという社名に決めました。
また、ミッションに関しては、社名をつくる中で、「ビーボに関わる全ての人に幸せを運べるように全力をつくすこと」を自分たちの存在意義としようということから自然に決まりました。また、クレド(経営者や従業員が意思決定や行動の拠り所にする基本指針)をつくったのは、ザッポスやリッツ・カールトンのように、社内で共通の価値観と行動指針を持ちながら、究極のお客様満足を提供できる存在になりたいと思ったからです。同時に、どんな人と一緒に働いていたいかという基準をクレドとして持ちながら、当社の価値観に共感する人材を採用して組織づくりを行い、より成長を加速させたいという狙いもありました。
― 求める人材や今後の組織づくりについて教えてください。
「失敗できる」ことは、1つの重要なスキルだと捉えています。当社のクレドに「常に改善・常により良く」という言葉があります。「昨日より、1時間前より、1分前より、少しでもよい結果を出そう」という意味ですが、失敗を伴うチャレンジなしに「改善」や「より良く」を目指すことは不可能です。
誰にも得意・不得意があります。当社では失敗を恐れる必要はありません。たとえ失敗をしても、誰かが助け、みんなで補いあう。すぐに改善して、目標に向かえばよいという考え・風土があるからです。自分たちでは、アニメの「ONE PIECE」のような関係でいたいと話しています。
― 今後のビジョンをどのように描いていますか。
2013年2月のBELTAスタート時から、「ひとつのヒット商品で月商1億円、ブランドを育てて月商5億円」という目標を掲げていました。販売開始1年で月商1億円を達成、現在はみんなでBELTAブランドを育てているところです。この自分たちが目指しているところは、既に全員の共通認識として存在し、その実現に向けて一人ひとりが着々と進めているところです。
とはいっても、BELTAの成長=会社の存在意義というわけでありません。私たちがこだわるべきは、「一人ひとりに存在する幸せの道をつくる」というミッションです。ですから、BELTAというブランドや、特定の顧客層・商品分野、D2Cというスタイルにとらわれることなく、「みんなのやりたいこと、楽しいと思えること」を基準に、さまざまな可能性を探っていきます。
従業員の誰かが手をあげてアイデアを出して、周囲のみんなが応援して、力を寄せて助けて合い、夢を叶えていく。そんなビーボをつくっていきたいと考えています。
■ 武川 克己 (たけがわ かつき)
1984年、京都府生まれ。大阪経済大学在学中、立ち上げ間もないファッション関係のフリーペーパーを発行する会社に参画。大学卒業後も約一年間は経営に携わった後、会社をクローズし上京。その後、ウェブマーケティング会社へ就職し、ネットを使った事業企画・集客などに関するノウハウを習得。2010年、株式会社ウェブタンクジャパン(株式会社ビーボの前身)を設立。販売開始1年で月商1億円のヒット商品を作り上げるなどD2C業界で結果を出し続け、現在はブランド育成に力を注ぐ。
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イシン株式会社
プロフィール
- お名前武川 克己
- お名前(ふりがな)たけがわ かつき
- 出身京都府
- 血液型O型
- 平均睡眠時間5時間
- 趣味読書、お酒
- おススメ本『人を動かす』D・カーネギー(著)
- 座右の銘常に改善、常により良く
- 好きな食べ物寿司
- 嫌いな食べ物なし
- 好きな言葉二律背反
- 好きな作家司馬遼太郎
- もし生まれ変わったら?戦国時代へ
- 休日の過ごし方野球
- 好きなお花ガーベラ
- 好きな漢字一文字狂
- 出身校大阪経済大学