― まずは、事業内容を教えてください。

　私たちは、ビジネスパーソン一人ひとりの健康こそが健全な企業業績の向上と、活力ある日本の未来の土台づくりにつながると考えています。そのことを念頭に、ビジネスパーソンの健康を軸にして仕事の「質」と「成果」を向上させ、企業の生産性を向上させ、健康経営、働き方改革のサポートを行うことが主な事業です。

　個々の社員の健康が、業務のスピードアップや効率化、業績向上などビジネスにおけるパフォーマンスの向上に直結します。ビジネススキルを高める研修に健康増進を目的としたプログラムを組み合わせ、お客さまの目的に応じて提供しています。

― 経営者はどのような課題に直面して、Bodytune-Partnersの研修やセミナーを受けることが多いのですか。

　社員のビジネススキルやマインドが物足りない、またビジネス研修やセミナーを何度受けても効果がなく、パフォーマンスがあがらないといったケースが多くあります。その大きな原因のひとつに、心身の健康の問題があると考える企業が増えてきました。

　また最近では、企業が健康経営銘柄やホワイト500を積極的に取得していく流れがあり、社員の健康に主体的にコミットしていく働きかけが顕著になっています。そのことによって社員満足度の向上、ひいては企業価値をあげる取り組みが増えているのです。

　健康経営や働き方改革の取り組み全般について、どのように実施を進めたらよいか悩む企業や、取り組みの効果を定量化したい企業。またそれらの取り組みに具体的な行動目標を定めたい企業などから多くの相談をいただいています。

― 課題解決に向けた研修プログラムについて教えてください。

　大きな柱を紹介すると、「ビジネススキル研修・アセスメント」「健康経営・働き方改革推進研修」「健康人財スキル研修・健康推進行動アセスメントTHe-da（ゼーダ）」の3つとなります。

　いずれの研修においても「社員のビジネスパフォーマンスを向上させ、企業業績を向上させる」というスタンスを明確にしています。人財育成の課題をさまざまな角度からアプローチできることが当社の強みです。

　「ビジネススキル研修」は、ビジネスパーソンの基本となる論理思考力を高める研修、プレゼンテーションやファシリテーション、交渉力や営業力を網羅したコミュニケーション力を養う研修、さらに人間関係力や人財育成に直結するリーダーシップ研修の３つの柱を中心としたプログラムによって構成しています。

　こうしたビジネススキルのベースになるものとして重要なのが、メンタルタフネスやレジリエンス、健康管理や活力マネジメントといった「健康人財育成プログラム」です。

　体・脳・心がそれぞれ健康で高いパフォーマンスを発揮できるための睡眠、食事、運動の相関関係を学び、日常生活で改善すべき点をアクションプランとして作成いただきます。

　さらに、この２軸の研修をかけ合わせたプログラムも好評です。たとえばリーダーシップ研修のラーニングポイントの中に、メンタルタフネスの内容を盛り込む、またタスクマネジメント研修の中に、体力向上を意識したプログラムを入れる、などです。

　ビジネスパフォーマンスが向上しない原因には、心身の健康の問題が起因していることが多々あるわけです。その両面に直接アプローチして成果を導き出すのが当社のノウハウといえます。