かっこ株式会社 代表取締役 岩井 裕之
国内唯一の不正検知システムO-PLUXで企業の利益を最大化する
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スマートフォンの圧倒的な普及もあり、今や多くのユーザーが当たり前のようにネット通販で買い物を楽しんでいる。ネットショッピング市場に一層の追い風が見込まれる一方で、リスクが高まるのがネット通販取引において詐欺や不払いを行う悪質な不正ユーザーの増加である。悪質な詐欺集団に容易に狙われてしまうネット通販事業者も見受けられる中で、不正を自動検知して決済リスクを抑える仕組みを提供する会社がある。国内で初めて不正検知のシステムをASPサービスとして確立した、かっこ株式会社がそうだ。新たなビジネスの創出に大きな可能性を秘めるO-PLUXのサービスについて、岩井代表に話を聞いた。
― 御社の事業内容を教えてください。
大きく分けて2つの事業があり、1つはO-PLUX(オー・プラックス)という不正検知システムのサービスを提供しています。
ネット通販市場の規模が大きくなる一方で、ユーザーによる詐欺や不払い等の不正リスク増加が問題になっています。当社では、独自のロジックと共有データベース等の機能を使い不正行為を検知する仕組みを構築し、ASPとしてネット通販事業者や決済事業者に提供しています。
もう1つは統計解析を使ったコンサルティング事業です。公開されている情報と企業の保有データを掛けあわせ統計解析によって、企業のマーケティングや営業支援につながる判断材料を提供するコンサルティングを手掛けています。
― O-PLUXとは具体的にどのような仕組みのサービスなのですか。
ネット通販で発生する取引を、O-PLUXに通すことで取引可否の判断結果を提供する仕組みです。
機能は大別していくつかあり、主に挙げられるのは、申込みがあった際の注文情報から過去に悪質と分類された情報と「名寄せ」をする機能や、O-PLUXを導入いただいている企業間で共通する不正情報DBがあります。
更に、最も大きな特長は、完全に不正と判定できないグレーゾーンに属するような情報を事前検知する仕組みを整えていることです。悪質なユーザーの場合は氏名やメールアドレス、住所などの情報を微妙に変えて網の目をくぐろうとするケースがあります。O-PLUXでは高精度な統計アルゴリズムを使い、不正が発生する確率の高い取引を抽出し注意を喚起することができます。
利用企業にとっては、このO-PLUXの導入によって、商品販売代金の回収率の工場に加え、人件費・督促費用などのコスト削減の効果もでています。
― そうしたリスクに、従来の通販業者はどのような方法で対応していたのでしょうか。
多くの場合は自己防衛するしか手立てはありませんでした。以前に発生した不正などの取引を自社でブラックリスト化して手作業でチェックを行ったり、多額の投資によって独自のシステムを構築するなど、あくまでも各々の事業者が個別に対応することが当たり前だったのです。
そうした悩みは多くの通販事業者が共通して抱えていたものでした。当社は課題を解決するために、仕組みを共通化したソリューションを開発し、ASPによって安価に使っていただけるサービスとして確立したわけです。
プロフィール
- お名前岩井 裕之
- お名前(ふりがな)いわい ひろゆき
- 出身東京都