一般社団法人 D&A Networks 代表理事 中田 弾
支援が必要な方々が地域とつながる、理想の社会実現を目指して
Sponsored一般社団法人 D&A Networks
大学、大学院で建築を学び、一級建築士の資格を持つ中田弾氏が代表を務める、一般社団法人 D&A Networks。東京の千代田区を拠点に、子どもや高齢者、そして支援が必要な方々と、地域を結ぶ活動を行っている。なぜ、建築の道から地域活動へ転身したのか。イベントの企画・運営、若者の地域活動支援など団体の活動内容と、そこに注ぐ想いについてうかがってみた。
― 活動内容の概略を教えてください。
中心になっているのは、子どもや高齢者、支援が必要な方々に関わるイベントの企画・運営です。行政や教育機関、一般企業からの依頼が多いのですが、単に企画だけ、現場のお手伝いだけではなく、企画から運営、スタッフのコーディネートまでをワンストップで行えるのが当団体の特徴だと思います。学生時代から千代田区で地域活動のお手伝いをしていたこともあり、区内の小学校、児童館、または地域のお祭りへの参加、千代田区役所の事業の支援などがメイン。ですが、千代田区に限定しているわけではなく、最近は区外からのお問合せ、ご依頼も増えています。
― D&A Networksが手がけるイベントはどのような特徴があるのでしょうか。
例えば、支援が必要な子どもたちを対象に、絵の具を使ったアートイベントを行うとします。主催者だけだと子どもたちのアテンド、世話は難しいのですが、我々が入ることで現場の進行からスタッフの配置まで請け負い、主催者はもちろん、保護者も安心できるイベントを実現できます。企業からの依頼で最近あったのは、ハウスメーカーのモデルハウスを活用したワークショップ。実際のモデルハウスに子どもをたち集め、最新の家について遊びを通して知ってもらう内容で、これも好評でした。
― 児童発達支援・放課後等デイサービス「ぴかいち」も運営されていますね。
これが活動のもう一つの柱です。地域に支援が必要な子どもたちにとっての居場所がない。そのような声は以前から根強くありましたが、行政は待機児童問題などですぐに動ける状況ではありませんでした。それなら私たちがと、2015年に「ぴかいち」をオープン。現在は約40人の子どもたちが契約していて、ここでも千代田区以外からの利用があります。
他に、バリアフリーマップやイベントのチラシなどを手がけるデザイン事業。人材コーディネート・育成事業、調査・研究事業などを行っています。
プロフィール
- お名前中田 弾
- お名前(ふりがな)なかだ だん
- 出身東京都
- 血液型A型
- 平均睡眠時間6時間
- 今までに訪れた国18ヵ国
- 座右の銘一期一会
- 好きなスポーツサッカー
- 好きなミュージシャンMr.children
- 出身校日本大学理工学研究科建築学専攻