フジコーポレーション株式会社 代表取締役 加藤 広嗣
「心・技・体」を磨きあげ、自らの人生を楽しめる人を育てたい
Sponsoredフジコーポレーション株式会社
創業から25年、おもに若手リーダーを対象とした人材育成支援事業を提供しているフジコーポレーション。「コーチング」や「ファシリテーション」といった言葉が日本に普及するよりも前から、この人材育成領域で実績を重ね続け、いまでは顧客の80%を大企業が占めているという。数多くの企業から信頼と評価を得ている背景には、経営者の事業にかけるどういった想いがあるのか。同社代表の加藤氏に詳しく聞いた。
人が輝く瞬間をつくることに、大きな喜びを感じた
― 御社の事業内容を教えてください。
「成果を生み出す組織を作れるかどうかは、次世代リーダーの組織マネジメント力次第」をコンセプトに掲げ、人材育成事業を展開しています。育成の対象は、おもに20代後半から40代の方。そうした、会社の未来を担う次世代リーダーとして期待されている人たちに対し、個々の持ち味を活かして夢や目標を実現できるようサポートを行っています。事業の特徴は、マンツーマンのコーチングによって徹底的に伴走支援することです。現場が直面する課題について、一緒に目的や目標を設定し、その実現に向けて、実際に「動き出せる」状態までもっていけるようにサポートします。
当社は今年で創業から25年を迎えますが、創業当初から基本的な事業内容は変わりません。多くの企業から信頼とご評価をいただき、いまでは顧客の80%以上を従業員数1,000人以上の大企業が占めています。
― 加藤さんがリーダー人材育成の領域で起業したのはなぜでしょう。
一言で言うと、人が輝く瞬間をつくるのが好きだからです。その原点をたどると、学生時代まで遡ると思っています。私は学生時代、あるミュージカル劇団に所属していました。初めは役者として舞台に立っていたのですが、大学3年生のときに、劇団のディレクターを任されることになりました。自分が舞台に出るわけではないのに、演出も音楽も照明も、なにからなにまで全部、私が決めないといけない。もちろん、音楽は、バンドの皆さんの力をお借りし、照明も舞台美術部の皆さんの力をお借りして初めて実現できるわけですが、どうしたいのか、最終的にどうするのかは、私が決断しなければなりません。正直、ディレクターに抜擢された当初は大変さに押しつぶされそうになりながら、使命感だけで仕事を行っていました。
ところが、最初の公演が終わったときに、不思議な感覚を味わったんです。カーテンコールで舞台に上がった瞬間、お客さんからの拍手が一段と大きくなり、役者やスタッフからは口々に感謝の言葉を掛けられる。このとき、私がディレクターとして、観客から見えない場所で舞台の演出を主導し、公演にかかわっていただいたすべての皆さんのお力を結集してひとつの大きな芝居を完成できたことに、大きな喜びを感じたんです。いま振り返ると、私が喜びを感じたディレクターの仕事は、「組織が成果を出すために人材を育て、活かし、輝かせる」というフジコーポレーションの事業に通じるものがあると思っています。
プロフィール
- お名前加藤 広嗣
- お名前(ふりがな)かとう ひろつぐ
- 出身岐阜県
- 平均睡眠時間6時間
- 平均起床時間5時
- 趣味Cooking
- 座右の銘人間万事塞翁が馬