― 「わかりやすく伝える」ことが、御社の事業において非常に重要なコンセプトなのですね。
その通りです。つまり、自分がわかるもの、自分が欲しいものを作らなければ決して世の中に受け入れてもらえないというシンプルな考え方。それを、当社の「わかりやすく伝える技術」で橋渡ししたいのです。
「わかりやすく伝える」ことの極意は、誰にでもある「壁」を取っ払うことです。「わからない」という状況が生まれるのは、どこかにわからないことへの壁があるからで、理解への道筋の入り口付近にある、その壁を取っ払えば必ずわかるようになります。その答えを見つけて、取っ払ってあげるための表現方法を探すことです。その手法として、最も情報を的確に伝えやすい映像メディアを使っています。
― 御社の今後のビジョンを教えてください。
日本の企業や人々のさらなる発展に寄与したいということに尽きます。デフレは脱しつつあるものの今や品質や機能よりも価格が優先されてしまい、その製品のもつ便利さや使いやすさの説明が的確に消費者に伝わっているとは思えないのです。それが伝われば、多少は高価であってもその価格差を超える便利さの価値を再認識してくれると思います。
たとえばQRコードなどを駆使して、あらゆる商品にわかりやすい映像による説明がついたら、世の中はもっと楽しくなるんじゃないかと思うのです。やっぱりわかると楽しい。世の中の「わからない」ことを映像によっていかに少なくできるかが私たちの使命です。
以前、友人に誘われてラグビーを見に行ったのですが、ルールがわからなくて面白さが理解できませんでした。目の前で迫力ある攻防が展開されているのに、ルールがわからなければ魅力も伝わりません。スポーツについては、2020年の東京オリンピック開催が決まりましたが、たとえば冬季五輪でのカーリングのルールや、フィギュアスケートのアクセルやフリップなどのジャンプの種類の違いも、たった1分の映像で伝えることができるんです。
物事がわかるという喜びを、一人でも多くの人に享受してもらいたい。そうすれば、人々の表情も明るくなるし、世の中にお金も回っていくはず。世の中の「わからない」をなくして、みなさんの人生を面白くする。それが私にとっての最大のビジョンですね。
■ 圓﨑 一也 (えんざき かずや)
茨城県生まれ。1984年、法政大学文学部卒。1988年、テクモ株式会社にてファミコンソフト「キャプテン翼2」のCGデザインを担当。1989年インタラクトテクノロジー株式会社に入社。1993年から3年間、テレビ朝日情報番組「ふしぎチャレンジ」で番組企画、CGプロデューサーとして活動。1994年、昭和シェル石油石岡研修センターに、米国スターライト社、日本電気の協力を受けて日本初のビデオ・オン・デマンドシステムを使った教育システムを導入。2009年2月工学社より『プロから学ぶFlashアニメ実践テクニック』を上梓。教育コンテンツ制作を中心として、Webコンテンツ、ビデオドラマ制作からプロモーション映像、CM制作まで幅広く活動中。
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プロフィール
- お名前圓﨑 一也
- お名前(ふりがな)えんざき かずや
- 出身茨城県
- 身長171cm
- 体重65 kg
- 平均睡眠時間4時間
- 平均起床時間5時
- 趣味ガーデニング、筋トレ、映画鑑賞
- おススメ本『神との対話』
- 座右の銘人生すべて心の拠り所次第
- 尊敬する経営者松下幸之助
- 尊敬する歴史上の人物中村天風
- 好きな食べ物すいか
- 好きな言葉ワクワク
- 好きなスポーツゴルフ
- 好きな映画『ニューシネマパラダイス』
- 好きなお酒の銘柄「アサヒスーバードライ」
- 好きな漢字一文字包
- 出身校法政大学
- 飼ってるペット犬2匹・猫1匹
- 乗っている車クラウン