― 現在、御社は介護業務ソフトの開発に挑んでいると聞きました。もともと御社はオープン系のソフトウェア開発に強いらしいですね。

　はい、当社は主にオープン系のソフトウェア開発を行ってきました。具体的には受託開発、一括請負、自社開発を手がけています。クライアントは、官公庁、金融機関、証券会社、通信会社、メーカーなど多岐に渡ります。

　またソフトウェア開発の他にも、2つの事業を展開しています。1つは、フィリピンの食材・雑貨のネット通販事業。もう1つは、国際結婚のサポート事業です。

― 御社の強みは何ですか？

　開発力です。豊富な人的ネットワークを構築しており、オープン系のあらゆるソフトウェア開発に対応できます。当社は約100名もの熟練エンジニアと業務提携しています。エンジニアの実務経験は5年以上、高い開発力と豊富な経験を兼ね揃えています。

　ちなみに、私自身もエンジニアの出身です。もともと私は大手システム開発会社などで39年間、プログラマーとシステムエンジニアの実務経験を積みました。そして2007年に起業。システム開発のプロジェクトマネージャーとして、数々の大規模プロジェクトを成功させました。具体的には、官公庁のシステムや大手金融機関のATMのソフトウェア開発など、100名規模のプロジェクトを手がけてきたんです。これらの経験を積んだからこそ、当社が多くのエンジニアをまとめられるわけです。