株式会社関東軽貨物輸送 代表取締役 小川 真二
ドライバーの仕事を魅力あるものに変え、宅配業界を刷新する
Sponsored株式会社関東軽貨物輸送
ECに代表される通販業界の拡大もあって、物流を担う宅配業者の業務量は近年大きく増えている。しかしその半面、増加する仕事の量と反比例するように、現場を担うドライバーの数は年々減少。結果として宅配業界の労働環境は悪化し、配送そのもののクオリティの低下も懸念されている。そうした中で、何よりもドライバー自身が仕事を長く続けられるように、業務環境の改善に注力する会社がある。関東軽貨物輸送の小川代表に、宅配業界の現状と未来を聞いた。
― 御社の事業内容を教えてください。
貨物軽自動車による輸送事業を行っており、大手宅配会社や一般企業から配送業務を受託しています。
大手宅配会社からの受託業務は、軽貨物での小口運送が主流でしたが、現在各社ともに街中に小規模の拠点を置いていく展開も急速に進めており、そうしたお手伝いを含めて事業化しています。
一般企業では宝飾品メーカーや自治体系出版社の社内便などを請け負っており、社内便の規定コースにイレギュラーの集荷を加える「御用聞き」の配送提案や、チャーター便も受託しています。
配送に関わる業務を委託していただくことで回避できるリスクやメリットのご提案を行いながら、柔軟で幅広い配送業務を行っているのが特徴です。
当社では、業務受託からドライバーへの委託までを当社と直接契約の形態としており、仲介を一切入れないために比較的抑えた価格でのお引き受けが可能です。
― 小川代表が軽貨物輸送の事業会社を起業した経緯を教えてください。
私は大手の宅配便会社に17年間勤務し、セールスドライバーに始まってドライバーのマネジメントまで幅広い業務を経験しました。委託する側の社員として、個人事業主であるドライバーさんとも多数お付き合いをしてきた中で、皆さんが仕事の中で抱える苦労をずっと目の当たりにしてきたのです。
通常、宅配便は21時までが配達時間となっていますから、おのずと労働時間は長いと言えます。もちろん、頑張れば頑張った分だけ実入りがあるのですが、いくら時間をかけて仕事をしても、配達個数が伴わなければ思うようには稼げません。その点で、ドライバーの業務環境を悪化させる明確な要因について私はずっと気をもんでいました。
― それはどのような要素だったのですか。
代表的なものが、「届け先の不在が多くて思うように稼げない」ということでした。宅配便のドライバーは通常、荷物を受取る人に渡してはじめて仕事が完了しますから、不在によって配達が完了しなければドライバーの実入りにはまったく結びつきません。21時までフルにいくら頑張っても、終わって不在が多ければ、それは報酬にならないのです。そうした非効率さが原因で宅配便のドライバーが定着しない状況をずっと見てきました。
宅配会社の社員時代に、そうした状況を改善したいと考え始め、ドライバーさんが働きやすく安心して仕事を続けていけるような業務環境を自分で作りたいという思いが募りました。そして3年前に独立して当社を立ち上げたのです。
プロフィール
- お名前小川 真二
- お名前(ふりがな)おがわ しんじ
- 出身北海道
- 身長170cm
- 体重71kg
- 血液型O型
- 平均睡眠時間6時間
- 趣味アウトドア
- 座右の銘企業も生き物。変化する
- 好きな食べ物焼肉
- 好きな言葉可能性
- 好きな漢字一文字志