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ニッポンの社長 > インタビュー > 人材採用と育成に力を入れている社長 > 株式会社リベルワークス 代表取締役 李 亨植 

― ところで李社長の起業の経緯を聞かせてもらえますか。

 私は大学卒業後、ソフトハウスに入社しました。その会社では医療情報の本格的なIT化がスタートした当初から、その開発に携わることができました。これは私のキャリアにとって幸運でしたね。その後、私はシステムエンジニアと技術営業を18年間続け、医療施設を中心に数百施設ものシステム開発を行いました。好奇心旺盛な性格も手伝い(笑)、業務と直接関係がないこともクライアントからヒアリングしていましたね。

 そんな中、次第に医療分野に大きなビジネスチャンスがあると感じ始めたんです。日本では90年代後半から、医療情報のIT化が進みました。しかし、多くの医療施設では、施設内のIT情報の連携がうまくいっていなかった。医療機器やシステムの通信規格がバラバラで、情報が相変わらず紙で管理されていたんです。

 でも私が培ってきた技術を応用すれば、もっと医療の現場を効率的に革新できる。そう思いました。そして、40歳のときに当社を設立。私の想いに共感し、10名の技術や営業のプロフェッショナルが創業メンバーとして集まってくれました。ちなみに社名の「リベルワークス」とは、「自由を創造する」という意味で名づけました。

― 御社がもっとも大事にしていることは何ですか?

 クライアントを感動させることです。これは全社員が常に意識しています。たとえばエンジニアであれば、ソフトの仕様(満たすべき要件)を徹底的にこだわる。営業マンであれば、クライアントの潜在ニーズを引き出す。当社では、そのマインドを「感動品質の創造」や「CS(クライアントサプライズ)の探求」と呼び、企業目標として明確に掲げています。

 ちなみに“感動品質”の“品質”とは、あらゆる仕事のクオリティを指します。ソフト開発も、顧客対応も、社内の掃除も、すべてが“品質”の対象です。あらゆる仕事を徹底的に極めなければ、“感動品質”を生み出すことはできないと考えています。

 また“感動品質”を生み出すため、短期的な視点に陥らず、長期的かつ大局的な視点に立つことを心がけています。そこで、当社の社員はあらゆる業務プロセスを俯瞰的に理解するようにしています。エンジニアであっても、モジュールの一部分だけを見てプログラミングするわけではありません。システム全体、そしてエンドユーザーの業務の現場まで幅広く理解し、プログラミングをしているんです。

著名経営者

  • 株式会社IDOM(旧:株式会社ガリバーインターナショナル)

    羽鳥 兼市
  • 株式会社セプテーニ・ホールディングス

    七村 守
  • シダックス株式会社

    志太 勤
  • 伊那食品工業株式会社

    塚越 寛
  • 株式会社スタジオジブリ

    鈴木 敏夫
  • テンプスタッフ株式会社

    篠原 欣子

プロフィール

  • お名前李 亨植
  • お名前(ふりがな)り ひょんしく
  • 出身茨城県
  • 身長179 cm
  • 体重74kg
  • 血液型O型
  • 趣味スポーツ(特に球技)
  • 家族妻と娘2人
  • 今までに訪れた国10ヵ国
  • 座右の銘自彊不息
  • 尊敬する人父母
  • 尊敬する経営者李 鳳宇
  • 尊敬する歴史上の人物李 退渓
  • 好きな言葉引き寄せる
  • 好きな作家宮部みゆき
  • 好きなスポーツサッカー
  • 好きな映画ゴットファーザー
  • 好きな女優鈴木京香
  • もし生まれ変わったら?プロサッカー選手
  • 休日の過ごし方子供と遊ぶ
  • 好きなお花胡蝶蘭
  • 好きな漢字一文字