株式会社lojus 代表取締役 田中 麻里奈
「大切な人を大切にできる環境」を創る、その想いこそが成長力の源泉
Sponsored株式会社lojus
美容品のメーカー事業などを手がけるlojus。日本では近年までブルーオーシャンだった、女性のデリケートゾーンケア領域に早くも参入し、急速な成長を遂げている。海外においても、「メイド・イン・ジャパン」のブランド力に甘んじることのない的確なマーケティング戦略のもと、中国市場を皮切りに、業績を順調に伸ばし続けている。同社代表の田中氏に、会社の成長の理由や、ビジネスに込めた想いなどを聞いた。
ブランド名に込めた想い。女性の悩みを「白く」したい
― 事業内容を教えてください。
美容品の「メーカー事業」、美容品・ペット用品などの「卸売事業」、美容品の企画・設計などを受託する「OEM事業」の3事業を手がけています。なかでも主力のメーカー事業では、『MAPUTI(マプティ)』という自社ブランドを展開しています。「MAPUTI」とは、タガログ語で「白」を意味する言葉です。女性の悩みを「黒」としたときに、そんな悩みを白くしたい、解決したい、という想いをブランド名に込めているのです。ターゲット層は若い女性で、デリケートゾーンの黒ずみやニオイを抑える「ホワイトクリーム」や「デリケートゾーンソープ」など、いわゆる「お悩み解決系」の美容品を展開しています。
国内では現在、化粧品を専門とするバラエティショップや、ドラッグストア約5,000店などの実店舗で取り扱いが広がっています。『MAPUTI』を立ち上げた2016年時点でデリケートゾーンケア(以下、デリケア)商品自体が国内で普及していなかったことを考えると、事業は好調に推移していると言えます。海外では、中華圏や東南アジア、北米など世界13過ヵ国で販売されています。
― 事業が好調に成長している要因はなんでしょう。
各種マーケティング戦略が奏功したことだと考えています。商品としてはいま、バニラ系やムスク系を配合した完全オリジナルの香りが多くのユーザーから高く評価されていますが、『MAPUTI』は起業間もない私がゼロから立ち上げたブランドでしたので、はじめはとにかく消費者に知ってもらうことが先決でした。そのときから当社は、まだ誰もやっていないようなことや、ほかとは違うことに挑戦し、注目を集めるマーケティング施策にこだわっています。
― 具体的に聞かせてください。
たとえば最近では、オリジナルの短編ドラマを製作し、オンラインで無料配信しています。商品の知名度がすでに高まっているいま、ドラマ配信の目的は『MAPUTI』のブランドコンセプトを知ってもらうためとしています。そのため、製作に当たっては純粋に面白いコンテンツであることにこだわり、作中における商品の露出は極力抑えています。
これまで、女性同士の恋愛ドラマと、ラブコメディの2作品を製作し、配信しています。それぞれドラマのタッチは異なりますが、「人間関係で悩むLGBTの人たちをポジティブにしたい」「コロナ禍で生活に悩む女性たちを笑顔にしたい」という想い、つまり、いずれも「女性の悩みを解決したい」というブランドコンセプトに沿った内容です。もともと売上を増やす目的のドラマではありませんが、作品を放映した後に商品の売上が約2倍に増えるなど、想像以上の反響が生まれています。
― 海外ではどのようなマーケティングを展開しているのですか。
海外では原則として、地場の代理店と協力して事業を展開しています。そこでも、「メイド・イン・ジャパン」がもつブランド力だけに頼ることなく、「いかに商品を知ってもらい、選んでもらえるか」を追求したマーケティングを特に大事にしています。たとえば主力市場である中国では、『MAPUTI』を売り出した当初、日本製というだけで飛ぶように売れ、知名度も急速に伸びました。ただ、経済成長が鈍化するなかでは、日本製であることに「割高」なイメージが徐々にもたれるようにもなってきていました。そこで我々は2020年、『MAPUTI』の現地生産に踏み切りました。「日本人が企画した商品を、現地生産によるお手頃な価格で提供する」という方針への転換は大当たりで、そこから中国市場での売上はさらに順調に伸び続けていきました。現在、中国市場での年間売上高は50億円ほどの規模にのぼっています。
プロフィール
- お名前田中 麻里奈
- お名前(ふりがな)たなか まりな
- 出身東京都
- 平均睡眠時間4~5時間
- 趣味愛犬ぽんちゃんとお出かけ
- 座右の銘人生プラマイゼロ
- 尊敬する経営者マザーテレサ
- 好きな食べ物コーン w
- 好きなスポーツスノーボード
- 好きな映画天使にラブソングを
- いま欲しいプレゼントある程度整地された山 w