― 御社の事業内容を教えてください。

　大きく分けて３つあります。１つが太陽光発電やオール電化など、環境に良い商材を販売するエコロジー事業、２つめがウォーターサーバーや通信モバイルの販売など生活に密着するサービスを手掛けるライフ事業です。

　そして、いま最も力を入れているのが、法人向けに商品やサービスのPRをお手伝いするイベントプロデュース事業です。ブースを出展して行う、対面型PR活動に特化したイベントの企画、提案、実行を手掛けています。

　中でも当社が得意にしているのが、バルーンアートを活用したイベントプロデュース。バルーンを使ったさまざまなプロモーションを行うサービスです。

― バルーンを活用したイベントとはどのようなものなのですか。

　イベントブースやショールーム、店舗様をバルーンでディスプレイしたり、会場で当社のバルーンアーティストが実際に風船を目の前で作るパフォーマンスをおこない来場者様に手渡したり、抽選会や射的大会などの景品としてバルーンギフトを用意してお客様にプレゼントするなど、いろんな活用ができます。また、バルーンの工作体験イベントもおこなっており、小さなお子様から大人の方までオリジナル作品やキャラクター作品など世界に1つの作品を作って頂くイベントの開催もしております。

　その際の当社のサービスの特徴は、ブースに立つバルーンアーティストが、クライアント様の商材の営業の役目も担う点。手作りの風船やバルーンギフトをお客様に手渡す際に、来場者様に対してクライアント様の商品ＰＲや販売などを行います。バルーンアーティストは会場でお客様と触れ合う機会が多くありますから、自然に営業的なトークやアプローチを行えるのです。

　また、アウトソースするのではなくバルーンを使ったイベントを自社内で独自に行いたいというご要望があれば、私たちが研修を実施しバルーンの作り方や集客方法などをレクチャーしています。バルーンを活用したイベントに関するあらゆるサービスを提供していますね。

― イベントでバルーンを使うことのメリットは何でしょうか。

　バルーンは可愛いので、見るだけでワクワクした楽しい気持ちになります。特にお子さんは風船が大好きで、ご家族へのアピール度が非常に高いんです。

　またイベントで抽選会などを行うことはよくありますが、ふつうは景品を手渡すと、お客様はすぐに帰ってしまいますね。その点バルーンを使うと、作るまでを楽しく見てもらいながら、お客様を少しの時間つなぎとめておけるんです。その時間を使って自社の商材をＰＲすることもできる。お客様との貴重な接点を作り出せるのです。

　また、その商材にもともと興味があるというコアな層でなく、買い物ついでなど、ふらっとその場に立ち寄ったお客様にも訴求できるのが対面型ブースの良いところです。

　そこでバルーンがあると、目につきやすく、声をかけても強引さがなく、警戒心を解いてもらえるのでブースへの来場者が格段に増えるのです。対面型重視のイベントにおいて、バルーンはとても強力なツールになり得ます。