株式会社ミッションミッケ・ミッケ人生デザイン研究所 代表取締役社長 高衣 紗彩
個人の価値観と仕事、組織、社会をつなぎ、 自己実現と会社の成長をサポートしていく
Sponsored株式会社ミッションミッケ・ミッケ人生デザイン研究所
人材育成に関する研修、セミナーを提供する会社は多いが、ミッション・ミッケのアプローチは独創的だ。個々の価値観と仕事の接点を見出すことでモチベーションを高め、会社の成長推進力に変える。アメリカで生まれ体系化された理論と、豊富なビジネスキャリアで培った経験を融合させた方法論で、これまでにない実戦的なサービスを提供していくという。法人化間もない髙衣紗彩社長に、事業の特色と今後の展望をうかがった。
― 「ミッション・ミッケ」という社名に込めた意味も含めて、最初に御社の事業内容を教えてください。
人はそれぞれ異なる価値観を持っており、自分の価値観が満足することには、もっとしたいという欲求を感じます。また、自分の本当の価値観を認識すると、自分は何にエネルギーが湧き、喜びを感じるかが見えてきます。それは、自分が生涯をかけて取り組みたいと思えるもの−人生のミッション−の発見にも通じています。
仕事で成果を上げ会社で課されたミッションを遂行することが、自分個人のミッションを果たすことに繋がる、その繋がりが見えた時、私たちは仕事への情熱と高いモチベーション、そして感謝と喜びを感じ、パフォーマンスが最大限に高まります。社員一人一人が自己ベストのパフォーマンスを上げた時、組織の生産性は高まります。そんな企業の幸せと個人の幸せの接点で働く人を増やしたい、との思いを、「ミッション・ミッケ」という社名に込めました。
― 髙衣社長は、ずっと外資を中心に金融業界でキャリアを築いてこられましたが、なぜ人材育成や研修で起業されたのでしょうか。
キャリアをスタートさせた当時は、前任者の方法を踏襲し誰が行っても同じ結果を出すことが求められました。提案力が私の強みだったのですが、それが求められていないとわかった時、仕事に対する意欲を失いました。実力が評価される専門職に就くため海外に留学、卒業後海外で就職し、銀行で景気や業界動向の分析レポートを英語で書くという職を得て、初めて働く喜びを知りました。頑張ると更に可能性が広がっていくことが嬉しく、楽しんで頑張っていたら評価やお給料が上がり、益々幸せという好循環の波に乗りました。
その後、いくつかの会社を経て、米資産運用会社の管理職だった時に起きたリーマンショックが、大きな転機になります。
― 外資系、特に金融業界では多くの人がリストラされたそうですね。
私の会社も例外ではなく、20%のリストラの噂が流れました。社員のモチベーションも当然下がります。そこで、自分が若手社員だった頃を思い出し、「この人はこの仕事で輝く」という私の感覚で部員の分掌を変えました。組織内で限界はありましたが、ない仕事は他から奪ってきたり(笑)、余った仕事は自分が引き受けるなどして、必ず一人一つは輝く仕事を持つように努めました。すると全員の目が輝き、自主性や独創性が高まり高いパフォーマンスを発揮するようになったのです。チームが自走を始め管理が不要になり、その結果、部員全員が「会社にとって必要な人材」とみなされ、リストラを回避しました。
個人の価値観/ミッションと会社のミッションの接点で働く重要性を認識し、これを人材戦略、組織作りに活用すれば日本の閉塞した社会を変えられると不遜にも考えたことが、起業のきっかけです。
プロフィール
- お名前高衣 紗彩
- お名前(ふりがな)たかごろも さあや
- 出身千葉
- 趣味バレエ
- おススメ本最高の自分が見つかる授業
- 購読雑誌The Economist
- 今までに訪れた国26ヵ国
- 座右の銘一球全魂
- 尊敬する人伊能 忠敬
- 尊敬する経営者Richard Branson
- 好きな映画Life is beautiful
- もし生まれ変わったら?天使
- 自分だけの隠れ家家の近所の和食店
- 好きな漢字一文字凛
- 出身校The University of Hull
- 乗っている車BMW