― サービスとして提供するには、個人的な体験をもとに、体系化したプログラムを構築しなければいけませんね。
おっしゃる通りです。専門の行動経済学を始め、NLPなどの行動心理学、脳科学、人間行動学、組織心理学、様々な流派のコーチングなど、学んでは現場で実践していきました。そんなときに出会ったのが、ジョン・F・ディマティーニ博士が開発した個人の価値観を尊重するパフォーマンスアップの手法でした。価値観を明確にするには相当な時間と高度なテクニックが必要ですが、ディマティーニの手法はシンプルに体系化され、かつ再現性が高いものでした。そこに私の経験と世界で実証されている他の手法を組み合わせ、独自に構築したプログラムが当社のサービスの根幹にあります。
― 研修やセミナーを提供する他の会社と、御社の大きな違いはどこにあるのでしょうか。
一つめは、気づきの深さと導出する真の価値観の正確さにあります。価値観を的確に導出するために1人約15分かけて深層心理と向き合います。深堀りをじっくり行うことで仕事や家族といった表面的な価値観ではなく、今まで蓋をしてきた本当の価値観を発見します。「もう価値観わかっているよ」という方も、「これには気づいていなかった。」と深い気づきを得て頂いています。
二つめは、個人の価値観と企業の価値観の接点を探す手法の再現性です。接点など見つからないと思えるケースでも、必ず発見できる手法を使っています。
三つめは、個人のミッションに沿って会社の目標を立てる方法そのものです。目標設定に燃えられない、達成した時こそ達成感が得られるがプロセスが辛い、などは、自分のミッションと会社が求める任務がかけ離れてしまっていることが原因で起こります。自分の価値観に沿った形で会社の目標を立てることで、プロセスの一歩一歩を楽しむことができ、達成が格段に容易になります。目標設定に個人の価値観を活用している企業は今殆どないと思います。
― 今まで研修を行なった企業からは、どんな反応を得ているのでしょうか。
目に輝きが生まれ、仕事に対する意識や意欲、創造性が高まったという評価を頂いています。ある企業の支店長研修では、売上げを前年比30%伸ばしたという報告を頂きました。また、組織風土的にも、参加者同士で価値観やミッションを共有することで、お互いを尊重し協力する動きが生まれ、組織の一体感が高まったという報告頂いています。
プロフィール
- お名前高衣 紗彩
- お名前(ふりがな)たかごろも さあや
- 出身千葉
- 趣味バレエ
- おススメ本最高の自分が見つかる授業
- 購読雑誌The Economist
- 今までに訪れた国26ヵ国
- 座右の銘一球全魂
- 尊敬する人伊能 忠敬
- 尊敬する経営者Richard Branson
- 好きな映画Life is beautiful
- もし生まれ変わったら?天使
- 自分だけの隠れ家家の近所の和食店
- 好きな漢字一文字凛
- 出身校The University of Hull
- 乗っている車BMW