― 他の美容外科クリニックにない御院の強みは何でしょうか。

　婦人科形成だけに特化した女性専用のクリニックであることが何よりの強みです。お客様のプライバシーを守ることを徹底し、完全予約制で、待合室は一人ひとりの席をすべてパーテーションで区切って他の人には見られない形にしています。もちろん男性は入ることができません。業者の方も訪問の際には事前アポで時間を必ず決めてもらい、患者さんと会わないよう徹底しています。

　専門性の非常に高いクリニックですから、スタッフ全員が女性器についての知識を豊富に有していることも強みでしょう。そして私も産婦人科と形成外科、そして美容外科でキャリアを積み、これまで産婦人科手術800症例以上、美容婦人科手術は2,000例以上の症例を経験してきています。お客様には安心して手術を受けていただけると思います。

― ほかに特色は何がありますか。

　自信をもって言えるのは、スタッフの質の高さですね。技術はもちろん、当院ではお客様と丁寧に向き合いながら施術を行います。ですから術前のカウンセリングは非常に大事にしていますし、お客様に安心していただけるコミュニケーションの取れるスタッフしか採用していません。

　お客様は、最初は不安で緊張しながらクリニックに来られます。施術の場所が非常にデリケートですからそれは当たり前でしょう。だからこそ、緊張を和らげてあげる意味でもカウンセリングはすごく大事。スタッフは手術中もお客様と気軽に世間話を楽しみながら、リラックスしてもらえるよう気を配っています。終わるとお客様は皆さん笑顔でお帰りになりますよ。

― クリニックの独自のサービスについて教えてください。

　遠方から来られるお客様には、交通費を当院で一部負担させていただいています。お客様の半数以上は関東以外から来られていますが、遠距離の場合にはどうしても交通費がネックになってしまいます。一人でも多くの方の悩みを解決したいと思い、このサービスを行っています。

　また、他院で施術を行ってトラブルになってしまった方の来院も受け入れています。大手の美容外科で女性器形成のメニューを取り入れているクリニックもありますが、メニューに載せているからといって、それをきちんと勉強して経験を積んできたかというと決してそうではありません。手術をしてもらったものの傷痕が残ったり形状が不十分だったり。そうしたトラブルを再手術によって解決しています。

　ほかに、最初の手術のあとに他のメニューも加えたいというお客様に対して割引チケットをお渡しするサービスなどもご好評いただいていますね。

― 喜田先生の今後のビジョンを教えてください。

　日本では婦人科形成の分野は諸外国に比べると非常に遅れています。これは日本の昔からの文化だと言えるのですが、女性器について積極的に語ることはタブーとされてきた風潮があります。だからこそ誰にもどこにもオープンにできないまま、何十年も悩みを抱え続けている方がおられるのです。そうした現状を今後変えていくことが私の目標の一つでもあります。

　そのためにも今、産婦人科の先生や女性医療に携わる方たちのネットワークを作って、女性ならではの悩みに苦しんでいる人たちのサポートを行う取り組みも始めています。こうした専門のケアがあることを知らない方がまだまだ多いですから、それをもっと知らせてあげたいし、広めていきたいと強く思っています。これまで東京・中央区の医師会には美容外科医が在籍していませんでした。皆様に活動内容を認めていただき、美容外科医として初めて私が入会させていただきました。こうした公的な場でも今後、当クリニックのお客様の立場や想いについて、知っていただきたいと思いますね。

― 最後に、悩みを抱える女性へメッセージをお願いします。

　一番よくないのは、悩みを誰にも言えずに自分の中に抱え込んでしまって、やがてあきらめてしまうことです。その悩みの多くは、必ず解決できます。ここに来て話をしてもらうことで、きっと人生が変わりますので、あきらめないでぜひ来てほしいと思います。あとは安心して任せてもらえれば大丈夫。まずはメールで気軽にご連絡ください。