一般社団法人日本リ・ファッション協会 代表理事 鈴木 純子
「リ・ファッション」を世の中に広め、元気な地球を次世代へ
Sponsored一般社団法人日本リ・ファッション協会
いま「※リ・ファッション」という新しいコンセプトが注目を集めている。「リ・ファッション」とは、生活を見直し、ライフスタイルを変化させること。このリ・ファッションを普及させているのが日本リ・ファッション協会だ。代表の鈴木氏は「リ・ファッションを広めることで、新しい暮らし方、新しいビジネスが生まれる」と語る。今回は鈴木氏にリ・ファッションの意義、協会設立の経緯、今後のビジョンなどについて聞いた。
― 貴協会は「リ・ファッション」の普及に取り組んでいるそうですね。そもそも「リ・ファッション」とは何ですか?
現代人は様々な商品、それらのケア、メンテナンスなどのサービスなしには生活できません。私たちの活動はそれらを提供している人々に対しての敬意、感謝から始まりました。
そこで「リ・ファッション」の「リ」にリスペクトの意味をを込めています。そして商品を「使い捨てにする」のではなく、リユース、リフォーム、リサイクルなど「Re(再び)」のつく様々なアクションを起こしていくことを提唱しています。
元気な地球を次世代に残していくためには、「いいものを長く愛用していく」ことがますます求められると思います。そのために、日本の伝統の技や知恵を活かして、現在の生活を見直し、ライフスタイルを変えていく。それが「リ・ファッション」です。
―
もう少し具体的に聞かせてもらえますか?
まずサプライヤーは「長く愛用されること」を念頭に置いて商品を企画・製造・販売します。そうすることで、商品は循環しやすくなります。次にコンシューマー、つまり生活者は質のいい商品を選択、購入します。そして洋服ならクリーニングやブラッシングなど日々のお手入れを適切に行い、大切に使うようにします。デザインに飽きたり、体型が変化した場合、リデザインなど手を加えます。すると、その服はまったく違う印象になり、新しいおしゃれが楽しめます。また洋服の交換会やオークションなどに参加すると、新しい服との出会いがあり、おしゃれの幅を広げることができます。つまり、サプライヤーとコンシューマーが同じ方向を向き、リ・ファッション的な発想・行動をすると、服の寿命が延びるだけではなく、結果として生活の質も向上するのです。
― なぜ貴協会はリ・ファッションを提唱しているのですか?
循環型社会を実現させ、元気な地球を次世代へつないでいくためです。20世紀は「大量生産・大量消費・大量廃棄型」の時代でした。物質的な豊かさを追求した結果、環境汚染や資源枯渇などの問題も生まれました。地球の資源が限られている以上、20世紀型の成長モデルには限界があります。そこで21世紀を迎えた現在、限られた資源を有効活用し、廃棄物を最小限に減らす循環型社会への転換が求められているのではないでしょうか。こんな風に言うと、大層な話に聞こえるかもしれません。でも、小さな工夫を積み重ねていくことが大事なのだと思います。
たとえば、こんな事例があります。タオルの生産工程ではどうしても大量の残糸が生じます。この残糸を活用し、あるタオルメーカーは新商品を作り、「エコタオル」として販売しました。日常生活の中での「もったいない、何とかならないだろうか」という気持ちから、このような様々な工夫は生まれるのです。その小さな工夫の積み重ねこそが、循環型社会を実現させる大きな原動力になると思います。
※リ・ファッションは、日本リ・ファッション協会の登録商標。
プロフィール
- お名前鈴木 純子
- お名前(ふりがな)すずき じゅんこ
- 出身茨城県
- 血液型O型
- 平均睡眠時間6時間
- 平均起床時間7時
- 趣味アウトドアスポーツ、旅行
- 今までに訪れた国6ヵ国
- 座右の銘人間万事塞翁が馬
- 尊敬する人ワンガリ・マータイ女史
- 尊敬する経営者祖父
- 尊敬する歴史上の人物マザーテレサ
- 好きな食べ物オーガニック野菜、スイーツ
- 好きなスポーツ登山、カヌー、乗馬
- 好きな映画宮崎駿作品
- 好きな俳優佐藤浩一
- 好きなミュージシャンドリカムの吉田美和
- 思い出に残るプレゼント有名な歌手に私のためだけに 歌ってもらったこと
- いま欲しいプレゼント世界一周旅行
- 自分だけの隠れ家山や河原でテント
- 好きなお花バラ
- 好きな漢字一文字泉