志村坂上総合音楽センター 代表 村島 かをる
完全個人レッスンで子どもたちの「考える力」を育てたい
Sponsored志村坂上総合音楽センター
子どもの習い事に親のほうが一生懸命になり過ぎて、子どもが本来楽しいはずの趣味や学びが、次第に苦痛に変わっていく…。そんな現状に警鐘を鳴らす音楽教室がある。幼少時からの個人レッスンにこだわり、子どもが自分で音楽を楽しめるように指導を行う志村坂上総合音楽センター。まだピアノが一般家庭にはほとんどなかった1964年に創業。以来、多くの教え子を世に送り出してきた村島代表の足跡は、音楽が本来もつ楽しさを地域の人々に伝えてきた歴史そのものである。50周年を迎える節目に際し、同代表に話を伺った。
― カリキュラムの内容を教えてください。
幼児のための絶対音感科をはじめ、ピアノ科、フルート科、ヴァイオリン科、クラリネット科、声楽科などを併せ持つ「総合音楽教室」です。現在、板橋区志村と松戸市の2ヵ所で教室を運営しており、2014年で創業50年を迎えました。
幼児向けの教室のほかにも、リハビリ科やグランドシニア科、講師養成科、音高音大受験科、ソルフェージュ科なども備え、子どもから大人まで目的に応じて音楽を楽しく学べるコースを設定にしています。
― 志村坂上総合音楽センターの特徴を教えてください。
幼少期の生徒でも個人レッスンを行っている点です。現在、幼少期の音楽教室はほぼ100%がグループレッスンで、母親が一緒に部屋に入って見学するスタイルが普通になっていますが、当センターでは徹底して個人レッスンにこだわっています。
― 個人レッスンにこだわるのはなぜですか。
確かに2~3歳の年齢では、目に見えるところにお母様がいないと不安で泣き出してしまうお子さんもいらっしゃいます。ただグループレッスンの場合、それ以上にお母様の方は、自分の子どもが他の子どもよりもきちんとしているか、先生の質問に正しく答えられるかといった不安を抱えながらレッスンに臨んでしまうことが多く見受けられます。この不安な気持ちが、子どもへのプレッシャーとなって重くのしかかっていくことになります。
親は、わが子が恥をかくことに非常に敏感になってしまい、失敗することを許さない重圧をどんどん子どもにかけてしまいます。これでは何のためのグループレッスンか分かりません。音楽本来の楽しさを感じながら、子どもの個性をのびのびと伸ばしてあげたい。その考えから私の教室では、個人レッスンにこだわっています。そして親御さんが安心してお子さんを預けていただけるように、親子で心が安らげるような教室運営を心がけていますね。
― グループレッスンにはない個人レッスンのよさを聞かせてください。
たとえば、答えが分かるまで一人ひとりに時間を十分にかけてあげられるのは、個人レッスンしかないと考えています。もし答えが違っていても、正しい答えが見つかるまで待ちます。
長いと半年くらいかかることもありますが、子どもは自分で正解が出せると本当に嬉しいと感じます。意欲もどんどん増しますし、応用力もついてきます。
また演奏のスキルも、個人レッスンで学ぶほうが絶対に上達します。そこに親の手助けは必要ありません。確かに家に帰って親が教えれば、そのときは上達したように見えるかもしれません。でもそれは自分の力で出来たものではなく、上達は一時的なもの。子どもがその先も自分で上手くなっていくためには、親の介在は必要ないのです。また、連絡ノート、宿題ノートを使うかわりに、本人の記憶と意欲を最大限に利用しております。
自分で上達したい、上手になりたいと思うことが大切で、親が口出ししてはダメ。親にとってはとても勇気のいることです。でもそれが、子どもの成長のためには絶対に必要なんですよ。
プロフィール
- お名前村島 かをる
- お名前(ふりがな)むらしま かをる
- 出身長野県
- 血液型O型
- 平均睡眠時間6時間
- 平均起床時間6時
- 趣味ドライブ
- おススメ本『ゼロ・ビートの再発見』平島達司著
- 家族2人
- 両親の職業エンジニア
- 今までに訪れた国18ヵ国
- 座右の銘堅忍持久
- 尊敬する人祖父
- 尊敬する経営者祖父
- 好きな食べ物麺
- 好きな言葉実るほど頭を垂れる稲穂かな
- 好きなミュージシャンマイルス・デイビス
- いま欲しいプレゼントクラシックカー
- 好きなお酒の銘柄リキュール
- 好きなお花赤い薔薇
- 乗っている車Copen