― 不動産を売却する際に難しいのはどのような点ですか。
不動産を売却する際には様々な問題が絡んできます。ご自宅で孤独死をされたご老人のお宅に入って遺品を探したこともありますし、ゴミだらけで足の踏み場もないような家もありました。時には、空き家になった家の中に知らない人が住み着いていて、偶然出くわしてしまったということもあります。
また遺品整理をどうするのか、建物を取り壊して更地にしてから売るのかという問題も絡んできます。戸建てであれば測量をしなければなりませんし、地目が畑であれば農地法の許可を取得しなければならず、専門的な知識と判断が必要になります。
本来、司法書士は登記が専門ですが、私の場合はパイオニアとして不動産売却の実務を豊富に経験しています。加えて、私は司法書士になる前に大手不動産会社にいたこともあり、不動産に関する基礎知識を持っていることも強みの一つになりました。
豊富な経験と専門的なノウハウによって、あらゆるケースに応じた舵取りができるという意味でも、当事務所にご依頼いただくメリットはあると思います。
― 今後のビジョンを教えてください。
私自身が「不動産の売却代理業務」を行うようになってから、うれしいことに同様のネーミングによって同じ業務を行う司法書士が増えてきました。
この業務は、空き家問題の解決や高齢者やお体が不自由で売却活動を行えない方、様々な事情で売却を悩まれる方などに対して、司法書士が支援できる社会貢献の一つであると考えています。だからこそ、もっと広く活用いただきたいと強く思っています。
特に空き家問題については、平成27年5月に「空き家対策特別措置法」が完全施行されてからは、これを解決する手法の一つとして注目を集めるようになっています。
また今後の展開としては、相続に付随した不動産の売却代理に留まらず、離婚の分野にも活用できるのではないかと考えています。離婚に伴う不動産の管理はとても難しく、特に夫婦共有不動産の場合には、お互いに売却の意思があるにも関わらず、なかなか進めていきにくい事情があることが多いのです。こうしたケースでも、代理人司法書士としての存在意義が発揮できるのではないかと考えています。
― 不動産売却で悩んでいる方に対してメッセージをお願いします。
不動産の売却には、とかく様々な問題が付随してくるものです。そして相続が絡むものであれば、それぞれの事案によってまったく違う事情や問題点が存在します。
相続した不動産を売却してお金で分け合う「換価分割」を行うのであれば、遺産分割協議の段階での専門家の関与が重要になってきます。
私自身、相続から不動産売却までの一連の流れを長期的にお手伝いし、依頼者の方から信頼をいただきながら無事に解決を導くことができた際には、大きなやりがいを感じます。長く懸案だったという依頼者の方が、解決に際して涙して喜ばれる姿を見た時には、「この業務に携わって本当に良かった」という思いを強くしたものです。
これからも「相続」や「不動産売却」に悩みをもつ方のお役に立てるよう、日々の業務に力を入れていきますので、困ったことがあればぜひ気軽にご相談いただければと思います。
■ 吉田 隼哉 (よしだ じゅんや)
1983年、神奈川県生まれ。大手不動産会社などを経て司法書士試験に合格。簡易裁判所訴訟代理認定試験にも合格した後、司法書士事務所で実務経験を積む。一般企業に勤めていた頃に神奈川県の様々な場所に移り住んだ経験から、地元神奈川県を業務の中心に位置付け、横浜に事務所を構える。その後、相続に関するNPO法人の理事に就任したり、横浜を中心とした相続に関するボランティア活動を行うなど地域に積極的に貢献している。
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イシン株式会社
プロフィール
- お名前吉田 隼哉
- お名前(ふりがな)よしだ じゅんや
- 出身神奈川県
- 身長169cm
- 体重57kg
- 血液型O型
- 平均睡眠時間7時間
- 平均起床時間7時
- 趣味旅行、ゴルフ、ドライブ
- 座右の銘志を失わず、志を諦めず。
- 好きな言葉努力は裏切らない、目標を高く
- 休日の過ごし方横浜・みなとみらいで買い物
- 好きな漢字一文字結