―
御社のサービスの強みや特徴、「恋愛科学」の定義について教えてください。
私が提唱する「恋愛科学」ロジックは、人間の先天的な感受性と後天的な行動パターンを合わせて分析することにより、本人や周囲の人々の心の動きを客観的に分析し、学ぶことを提唱しています。たとえば同じ映画を見ても、感動する場面の数が人によって違うように、感受性は人それぞれで人間は生まれながらの感受性があります。一方で、何に感動し、何に快感を得るのか?や、常日頃からの行動パターン、価値観は育った環境に左右されます。それらは主に親(保護者)を中心にした家庭生活や家庭から独立した後の人間関係により育まれるもので、人間の感情形成の基盤は、この後天的な環境下による理性によって構築されます。
私は恋愛も学びであり「学習」だと考えます。また、恋愛科学のロジックは恋愛だけにとどまらず、結婚生活や子育て、家族生活のバランス、学業、ビジネスなど人生のあらゆる面に活用できる強みがあります。更なる強みは、忙しい現代人に求められる「余計な雑念やお悩みに関する時間の短縮」をご提供できる点にあります。人生は有限です。“最短でより質の高い時間”を、社会性や人間関係に絡め、より良い人生を謳歌していただくことは、私の願いでもあります。
― 「恋」と「愛」の定義について、もう少し詳しく教えてください。
「恋愛」と一口に言っても、私は「恋」と「愛」は全く別のものと定義しています。「恋」は衝動であり本能そのものです。理屈では解明できない本能からの衝動により、欲望のまま異性とおつき合いする中、頭をぶつけながら恋する感性を磨くレッスン場といえます。一方「愛」は、人間の叡智であり理性です。様々な人間関係の中で自分の人生をより良くするよう画策し、自我をコントロールする術を磨くレッスン場です。理性は脳の前頭連合野が発達した人間だけが持ち得る賢さですから、訓練次第で自分の才能や欲を理性で上手に活かすことができるようになります。
つまり、「恋」と「愛」ではそれぞれ学び方が違うということなんです。恋愛の学びは一生をかけて学んでいくものです。幼い頃から育った環境は、人の人生に多大な影響を与えます。ある意味、無防備な頃に受けたともいえるその概念を、思春期の頃に目覚める自我とともに一生をかけて克服して行くのが人の人生であり成長です。また、成長の過程にあるものが恋愛であり、「恋」と「愛」に絡まる人間関係であるということですね。
― 「恋」と「愛」について認識した上で、2つをどう位置付ければいいのですか?
2つは目的がそれぞれ違い、恋を学んでいない人がいきなり愛は学べません。大切なのは、あくまでも愛を得るために、恋のステージに立つこと。それが心身ともに健全に生きる術につながると自覚することです。人間のカラダのシステムはとても優れていて、人を愛し、愛されていると感じることで精神安定のホルモンが分泌され、幸福感に満ち溢れます。
人間は文明社会をつくりあげた賢い動物ですから、動物的な本能で快感を得ても、文化的な価値観で精神的が満たされなければ本当の意味で幸せを感じないのです。欲の快感渦巻く恋のステージではなく、理性による愛のステージこそ大切。その場に向かうことが、真に人間らしい生き方だといえるでしょう。私はカウンセリングや診断テストなどの手法を用いながら、ご自身が恋から愛へのどのステージにあるかに気づいていただきながら、最終的な愛の領域に進むためのお手伝いをしています。
プロフィール
- お名前荒牧 佳代
- お名前(ふりがな)あらまき かよ
- 出身大分県
- 身長158cm
- 平均睡眠時間6時間
- 両親の職業父親が一級建築士
- 座右の銘過去は自分を活かすため、未来は自分を成長させるため、現在は自分を見つめ見つけるためにある
- 尊敬する人己以外皆我が師
- 尊敬する歴史上の人物マザー・テレサ
- 好きな食べ物ヨーグルト
- 好きな俳優ブラッド・ピット
- 好きな女優モニカ・ベルッチ